いつの間にかお腹にガスが溜まってきている。
通勤中や仕事中、大事な場面でお腹が鳴ったりポコポコしていると
集中できなくて困ってしまう。
そんなときお腹にガスが溜まる原因やガスを溜めやすい食べ物を知って
事前に対策することが大切です。
腸内環境のためをおもって食べていたものが実は体質的に
ガスを溜まりやすくしてしまっていることがあります。
ガスが溜まる原因と一緒に簡単にできる解消方法もご紹介したいと思います。
Contents
お腹にガスが溜まる原因
お腹にガスが溜まりやすくなる原因は複数ありますが、その中でも
今すぐに気をつけることができるものがあります。
それが早食いとがぶ飲みです。
実は、お腹にガスが溜まる原因に早食いやがぶ飲みによって
空気も一緒にお腹の中に取り入れてしまっていることが上げられます。
空気の約8割は窒素なので、酸素と違い体内で消えてなくならないので腸内で
ガスになっておならとして外へ出ることになります。
では炭酸を含んだ飲料などもガスが溜まってしまう原因なのかというと
炭酸などの二酸化炭素は体内で吸収されるため腸に溜まる心配はありません。
さらにガスを生み出しやすい便秘にも注意が必要です。
大腸内に滞留した便はガスの発生源になり期間が長いほど
有害なガスを発生させやすくなってしまいます。
またガス溜まりや腹痛、下痢などの原因になる特定の糖質があります。
ガスが溜まる原因
よく発酵食品や食物繊維、オリゴ糖などは腸に良い食品とされていて
便秘を解消に効果があるとされていますが、人によっては良い面ばかり
でなくお腹にガスが溜まる原因になっているということがあります。
実は上記の糖質は小腸内で吸収されにくく小腸内の糖質濃度が上がると
それを薄めようと水分が小腸に引き込まれお腹がゴロゴロ、ポコポコし
痛みや下痢の原因になります。
さらに糖質が大腸まで運ばれると腸内細菌の餌になって大量の水素ガスを
発生させてしまいお腹の張りやおならが増えることがあります。
そのため、すべての人に当てはまるわけではないですが
もしも、お腹にガスが溜まりやすいからと腸に良い物を食べていても
逆にガス溜まりをさらにひどくしてしまっているということも考えられます。
ガスを発生させやすい食品
うどん、ラーパン、パスタ、ケーキ、納豆、キムチ
牛乳、ヨーグルト、豆類、タマネギ、ネギ、リンゴ、柿
スイカ、キシリトール
ガスが発生しにくい食品
豆乳、そば、米、トマト、にんじん、ほうれん草、もやし
カボチャ、キウイ、オレンジ、バナナ、
卵、牛肉（赤身）、鶏肉、魚介類
ガスを溜めない方法
お腹にガスが溜まってしまう原因は一つではなく人それぞれの体質によっても変わってきます。
そのため、色々と実践しながら自分に合った方法をあらかじめ見つけることが大切です。
まずは以下の点に気をつけながら生活してみましょう。
早食い、がぶ飲み
しっかりと噛んでゆっくり食べるようにしましょう。
飲み込む空気の量を減らせばお腹に溜まるガスも減ります。
便秘に注意する
便が溜まっているとガスが発生しやすくなります。
そのため毎日の排便を意識しながら、腸内環境を整えることが大切です。
悪玉菌を増やさない
高タンパク、高脂質なものばかり食べていると悪玉菌が溜まりやすく
ガスが発生しやすい環境になります。
栄養バランスを考えた食事を摂りましょう。
食後、横にならない
食後すぐに横になってしまうと胃の中の食べ物が胃の入り口をふさぎ
口から空気がでなくなり、ガスが腸の方へと落ちてしまいます。
ストレスを溜めない
ストレスによって腸が過敏になると、便秘や下痢などの症状を引き起こしたり
お腹にガスが溜まりやすくなってしまいます。
心身ともにリラックスできる時間を設けて胃腸を休ませましょう。
ガスを溜めない食事の方法
食べ物によっては糖質が小腸で吸収されにくくなり糖質の濃度が上がって
しまうため、薄めようと水分が引き込まれてお腹が張ったりゴロゴロとすることがあります。
さらに大腸まで運ばれると腸内細菌の餌になり水素ガスを発生させてお腹が
はったりおならが増えてしまいます。
そのためまずは3週間、糖類が多くガスを発生させやすい食品を控えてみましょう。
その後お腹の調子をみながら、摂取を控えていた
食品を増やして栄養のバランスを調節するようにしましょう。
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ガスが良くでると病気のリスクが減る
お腹にガスが溜まるとゴロゴロしたりお腹が鳴ったりと気になってしまいます。
なんとかガスが溜まらないような方法はないかと考えてしまいますが、実は
ガスが良く出る人の方が脳梗塞や心筋梗塞などの発症が少ないという報告があります。
腸内で発生した水素ガスが体に害をおよぼす活性酸素を消してくれている
のではないかと考えられているからです。
そのため、無理にガスを抑えるのではなく生活に支障のでない範囲なら
問題ないと考えて健康を維持していくことが大切です。
