若返り運動とさらに効果を高める呼吸や体に必要な栄養素の画像

適度な運動習慣は若返り効果があるとされています。

運動をすることで若返りに必要な成長ホルモンがしっかりと
分泌され、美容のみならず健康にも大きな影響を与えます。

またコルチゾールなどの抗ストレスホルモンの増えすぎを
抑えて幸福ホルモンであるセロトニンの分泌が促されるので
精神的にも非常に良い効果を生み出します。

今からでも行える若返り運動とさらに効果を高める呼吸法や
体に必要な栄養素をご紹介したいと思います。

若返りに必要な習慣

若返りに必要な習慣の画像

若返りは食事、運動、睡眠が関係しています。

若返りに必要な栄養素を食事で摂り、適度な運動を
行うことで栄養素の吸収率を高めて睡眠中にしっかりと
成長ホルモンの分泌を促すようにします。

そのため、1日の中で食事、運動、睡眠を意識する
ことで、若返り習慣が生まれて美容と健康両方に作用してくれます。

まずは若返りを促進する運動と呼吸についてご紹介します。

若返りに効果的な運動と呼吸

若返りに効果的な運動と呼吸の画像

カナダのマックマスター大学の研究チームが20~84歳の
男女29人を対象に3ヶ月にわたる実験を行いました。

参加者の半数は決められた運動を行い、もう半数は運動を
せずに過ごすことで体にどのような変化が現れたかを比べるというものです。

その結果運動をしなかった参加者に比べて運動をした参加者は
明らかに肌の年齢が若く見え20~30代の皮膚に近くなっていたのです。

このような結果から運動がいかに美容に影響を与えているかと
いうことが明確に分かり若返りには運動が必要不可欠であるということが証明されました。

では実際にどのような運動が若返りには効果的なのかというと
一定の周期で繰り返すリズム運動が良いとされています。

リズム運動にはウォーキング、エアロバイク、踏み台昇降などが
ありますが、おすすめは無理なく続けられて手軽に行えるウォーキングです。

また若返りを高める亀息法という呼吸法もあるのでそちらも一緒に
行うことでさらに良い効果を生み出します。

ウォーキング

ウォーキングの画像

リズム運動とされているウォーキングは脂肪燃焼に非常に効果
的で生活習慣病の予防にも良いとされています。

歩くことで、脳内でβエンドルフィンという多幸感をもたらす
物質が分泌されます。さらにドーパミンやセロトニン
などの効果で高揚感や心が安定するのを感じることができます。

さらに、ウォーキング中というのは交感神経が優位になっています。
交感神経を優位にすることで、運動後に副交感神経が優位になりやすく
リラックス効果が生まれるので自律神経のバランスを整えて
睡眠にも良い影響を与えます。

まずは、自分のペースで1日おきに無理なくウォーキングを
するようにしてみましょう。

そして習慣になったら、体にどのような変化が現れたか
意識するようにしてみましょう。

亀息法(きそくほう)

亀息法(きそくほう)の画像

呼吸も若返りには非常に大切といわれています。

美容と健康に大きな効果をもたらすので、運動と一緒に
若返りの呼吸法を習慣にすることでさらに良い循環を生みだします。

亀息法(きそくほう)とは気功で行われていた呼吸法で若返り効果が期待できます。

亀息法の基本は全身の力を抜いてリラックスしながら息を長く細く吐き出します。

コチラの動画で亀息法について詳しく解説していますので参考にしてみて下さい。

ウォーキング後の副交感神経が優位になっている状態にゆっくりと行うことで若返り効果を高めます。

若返りに必要な栄養素

若返りに必要な栄養素の画像

若返りを意識するならば食事でしっかりと体に必要な栄養素を摂ることが大切です。

老化の原因となる酸化は体内で発生した活性酸素の増加により
体が錆びて細胞の老化を早めシワ、たるみなどの肌トラブルや生活習慣病を引き起こします。

さらに酸化の他に糖化という体内の余分な糖分がタンパク質と
結びつきAGE(終末糖化産物)という強力な老化促進物質を作り出してしまいます。

そのため、酸化と糖化を防ぐ食事の習慣が若返りには必要になります。

それでは酸化に効く栄養素や糖化を予防する方法をご紹介します。

抗酸化力を持つ栄養素フィトケミカル

抗酸化力を持つ栄養素フィトケミカルの画像

野菜や果物に含まれている色素や香り、辛みなどの成分で
第7の栄養素として注目されている栄養素がフィトケミカルです。

強い抗酸化力で老化の原因となる活性酸素を除去するだけでなく
免疫力も高めてくれるため非常に優れた栄養素です。

フィトケミカルの中でも一番の抗酸化力を誇るのはアントシアニンや
カテキンなどのポリフェノールといわれています。

フィトケミカルを多く含む食べ物は

アサイー、緑茶、ゴマ、にんじん、トマト

サケ、ベリー類、ショウガ

糖化を防ぐ食事

糖化を防ぐ食事の画像

老化を早めてしまう原因になっているのが酸化だけでなく糖化もあります。

糖化とは体内の余分な糖質がタンパク質と結びついて起こる
反応なので甘い物を摂りすぎて糖過剰になっていると老化物質
が作られれやすくなり老化の原因になるので注意が必要です。

糖質の吸収を緩やかにする食物繊維を多く含む食品を食事の
最初に食べることで、血糖値の急速な上昇を防ぎ糖化を予防します。

またGI値(食後の血糖値上昇度)が低い食べ物を摂ることで糖化対策になります。

普段白米を食べているのであれば、玄米や全粒粉のパンなどに
変えることで、GI値をかなり抑えることができるのでおすすめです。

また甘みを加えるときなどは精製された白い砂糖よりも
きび砂糖や黒砂糖などの茶色いものを使用するようにしてみましょう。

糖化を予防することで若返り効果だけでなく生活習慣病などにもとても効果的です。

食事と運動が快眠を促す

食事と運動が快眠を促すの画像

適度な運動や体に必要な栄養素を含んだ食事は若返りには大切です。
しかしその効果を十分に受け取るためには
睡眠が非常に重要になってきます。

いわば運動や食事は若返りの準備段階で、質の高い睡眠をとること
で栄養素がしっかりと体中に運ばれてようやくその効果を最大限に発揮できるのです。

そのため、毎晩夜更かしなどはせずに一定のリズムで睡眠を行うような習慣
を持つことが必要になります。

ご紹介した運動、呼吸、食事を実践しながら若返りの習慣を手に入れましょう。