ストレスを感じたとき、食べ過ぎかもしれないと分かっていながらも
食欲を抑えられずに過食気味になってしまう。
そして1度だけでなく、何度も繰り返して過食をしてしまい
罪悪感を感じたり気持ちがひどく落ち込んでしまう。
そんな時、過食を抑えて悪循環を回避するための効果的な改善方法をご紹介します。
過食の原因
過食が習慣になっている原因には私たちのモチベーションを保つ原動力にもなっている
自信の低下が関わっていると言われています。
・能力についての自信
仕事や才能に関するもので何かを成し遂げようとするとき
自分にはそれができるという自信。
・自己管理（コントロール）の自信
自分の感情や行動をしっかりとコントロール
することができているという自信。
・愛情への自信
誰かから必要とされている。
集団の中でここには自分の居場所があるという自信。
これらの3つの自信の低下により
ストレスを感じて食べ過ぎてしまうことが考えられます。
過食を抑える効果的な方法
まずは、過食に対して過剰に罪悪感を持たないことが大切です。
食べ過ぎてしまった後などは自分の行動にひどく落ち込んでしまい
自分自身を責めてしまうことがあります。
真面目な人ほど自分に罪悪感を感じてしまいやすく、食欲を抑える
ことでさらにストレス溜まり頭の中は常に食べることを考えてしまう
悪循環にもなってしまいます。
そのため、食欲を我慢してストレスを溜めないでストレスを解消
するために食べよう！というように意識を変えることが重要です。
そして、これからお話しするコーピングや呼吸法を取り入れて少しずつ
食から意識を離すことで食欲を抑えましょう。
コーピング
コーピングとは過食のスイッチが入る前に何らかの対処行動を
とり自身を適切にコントロールすることです。
よくストレスに対して用いる手法にストレスコーピングがあります。
食べたいと感じた時にこのコーピングを行うことで食欲から意識を離します。
例として、何か食べたい！食欲が止まらない！と感じた時…
・部屋の片付けをしたり物を整理する
・自分の関心のある趣味に取り組んでみる
・外にでて少し散歩をする
・お湯を沸かしてリラックス効果のあるハーブティーを淹れる
・お風呂を沸かしてゆっくりつかる
・気になっている映画を見る
このように食欲のスイッチが入る瞬間または入りそうになったらすぐに
コーピングを行うことで意識が食からズレます。
はじめは意識的に行い、慣れてくるとコーピングが習慣になり
無意識のうちに行動を行えるようになるでしょう。
気持ちを落ち着かせる呼吸法
どこでもすぐに行える呼吸法を身につけることで
食欲で興奮した気持ちを落ち着かせる効果があります。
まずは、ゆっくりと鼻から息を吸い込みましょう。
全身に酸素が行き渡るようなイメージで意識は呼吸にむけます。
そして吸い込んだ息をゆっくりと口から吐き出しましょう。
その際に肩の力を抜いて全身を緩めてリラックスします。
興奮してドキドキと動いていた心臓がゆっくりと落ち着くまで繰り返してみましょう。
過食をしても深く悩まずに
過食に対してまずは罪悪感を強く持たないことが大切です。
食べようか食べないか迷って食べるという判断をするよりも
はじめから食べよう。と考えた方が自分コントロールできているため
罪悪感を感じにくく、不安がなくなります。
その上で食欲スイッチにより興奮して乱れた呼吸を整え
コーピングを行い過食を抑えて悪循環にならないような環境を作り出すことが大切です。
