運動を習慣にするためのコツの画像

生活習慣に運動を取り入れようと
はじめてみたもののなかなか継続して
できずに途中でやめてしまった。

また運動をすることは自分のためだと分かっていても
いまいちモチベーションが上がらない。

運動は食事や睡眠とは違い時間が経てばお腹が減ったり、
眠くなるというようなことがないので意識して行う必要があります。
そのため運動を習慣化するのには時間がかかります。

しかし、運動は生活習慣病を予防し心身の健康を保ち暮らしを豊かにしてくれます。

まずは焦らずに自分のペースでやることが大切です。

運動をすることでどのような作用が体や心に起こるのか
少しずつでも感じることができるように
運動を習慣にするためのおすすめの方法をご紹介します。

運動による体への影響とは?

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運動をすることで体にどのような影響がでるのかを知る
ことは運動を継続させて最終的には生活の一部として習慣化するためにも必要です。

まずは自分になぜ運動をするのかと問いかけてみましょう。
どんな答えが返ってくるでしょうか?

もしも、漠然となんとなく健康になりたいからや痩せたいと
思っているのなら運動による体への影響を具体的に知ることで
目的意識が強くなり運動へのモチベーションを高めてくれます。

体に起こる2つの影響

運動をすることで2つの影響があなたに起きます。

1つ目は体に作用します。

肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を予防し
基礎代謝が高まるため脂肪が燃えやすい体になります。

血行促進によって肩こりや冷え性の改善、
さらに、免疫力が高まり風邪などを予防してくれます。

疲れにくい体になり加齢による生活機能低下を予防します。

2つ目は心に作用します。

運動することにより快感・幸せホルモンが増加し、
ストレスホルモンであるコルチゾールと体内アドレナリンの量が減少します。
程よい運動をするだけで、不眠やうつの原因になる
セロトニン不足の解消にもなりストレスに強くなります。

米バーモント大学の研究でわずか20分間の運動でその後
12時間は幸せを感じられるという研究結果が発表されています。

このように運動を習慣にすることであなたの体と心が健康に保たれます。

それでは運動を習慣にするためのコツをご紹介します。

有酸素運動で無理なく

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運動にも様々な種類があり目的によって
自分に適したものを選んでいくと思いますが、

運動を習慣にするという意味では有酸素運動がおすすめです。

有酸素運動とはウォーキングやエアロバイク、軽度の水泳
ような比較的弱い負荷を継続的にかける運動です。

逆に瞬間的に強い力をかけて大量の汗をかく運動を無酸素運動といいます。

有酸素運動のポイントは1日10分でもいいので行うようにしましょう。
慣れてきたら20分以上行うことをおすすめします。20分未満だと
血中の脂肪は消費されますが、内臓や皮下脂肪までは燃焼しない
ので徐々に時間を増やしてみましょう。

運動をサポートするツール

運動をサポートするツールの画像

運動を継続するためのサポート的なツールを用意することも大切です。

運動を繰り返していると、どうしても単調になりあきてしまいます。

そのために、音楽を聴いたり記録をつけたりと
運動の習慣をサポートしてくれるものを見つけることが重要です。

日によって運動するときに聴く音楽を変えてみましょう。
晴れの日や雨の日、季節によっても変えることで単調さを回避してくれます。

さらに自分の運動を記録してノートなどにまとめて置くことも
モチベーションの維持に繋がります。

目標を設定し実際にそれを達成したということを記録しておくと
その記録はあなたを支える心強い味方になってくれます。

また自身の運動にたいする気持ちやその日のできごとを日記
のように書くことで運動にたいする取り組み方が違ってきます。

はじめは目標を低く設定する

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目標を立てることは大切ですが、それがかえって高すぎる
場合は逆効果になってしまうこともあります。

体や心に作用する運動習慣を目指すのであれば毎日継続することが一番大切です。

毎日30分絶対歩くと決めるよりも、時間や量を適度に調整しながら
臨機応変に運動をすることの方が習慣化させやすくなります。

そのため習慣という目標の上で運動スケジュールを組むことをおすすめします。

最初の一歩が習慣に繋がる

最初の一歩が習慣に繋がるの画像

歩くことができるのは足という組織が体に付いているから
ではなく足を前に踏み出す意思があるからできるという意識を持つことが大切です。

実際に運動を習慣にするためには体にも心にも負荷がかかり
エネルギーを必要とします。そのため気持ちではわかっていても
行動ができないということは多々あると思いますが少し工夫をすることで
自分のモチベーションを上げて運動を継続することは十分にできます。

運動を必ずしなければと力まずに、まずはじめは運動を意識せずに
外出をしてみようという気持ちで臨んでみましょう。

それから自身の目標を書き出し、運動をサポートしてくれる
ツールを用意して無理なく運動を継続しましょう。

ある日から運動が自然と習慣になっているはずです。