プロテインとはタンパク質です。
タンパク質とは肉、魚、大豆類などの食物から摂ることができる
栄養素で、炭水化物、糖質と並んで三大栄養素の1つになります。
そしてタンパク質を粉にして水で溶かして飲めるようにした物が
飲料のプロテインです。
よくプロテインというと筋肉というイメージがあるかもしれません。
その筋肉が実は体脂肪を減らすのにはとても効果的なのです。
体脂肪燃焼のためにはプロテイン摂取がおすすめな理由をご紹介します。
体脂肪を減らす効果的な方法
体脂肪とは体内の脂肪の総称で、体の機能を正常に保つためには
欠かせない機能を持っています。
・エネルギーを貯めておく
・体温の保持
・内臓を衝撃から守る
・細胞膜などの構成
体脂肪には適正量があるので、多すぎても少なすぎても体には負荷がかかります。
また脂肪が付きすぎてしまうと、肥満や生活習慣病のリスクが高まり
不足しすぎるとエネルギーが不足したり血管、細胞膜がもろくなってしまいます。
体脂肪の目安は人によって体格なども様々ですが一般的に
男性が18％ 女性が23％
これぐらいが標準の適正値とされています。
まずは自分の体にどのくらい脂肪がついているのか知ることも大切です。
体脂肪が測れる体重体組成計などで測ってみましょう。
では次になぜプロテイン（タンパク質）を摂ることで体脂肪を減らすことが
できるのかをその理由を見てみましょう。
筋肉量の維持と発達
体が脂肪を蓄えてしまう原因に食べ物による摂取エネルギーが消費エネルギー
を上回ってしまっていることが考えられます。
食事から摂った糖質などのエネルギーは必要な分は体内で消費されますが
余ってしまうと体脂肪となり体に蓄積されてしまいます。
プロテインを飲んで筋肉量を維持させたりさらに発達させることで
消費エネルギーを増やします。
筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、消費エネルギーが増えるため
太りにくい体質へと変えることができます。
さらに、タンパク質を食事から摂ろうとすると脂質が高くなってしまう
ことがあります。
その分プロテインはタンパク質に特化しているため余分なものを摂る心配が
ありません。
さらに水に溶かして手軽に摂れるため習慣化しやすく、忙しい人でも
毎日簡単に作ることができます。
体脂肪を減らして筋肉量を増やして痩せ体質になるための
プロテインを効果的に摂る方法をさらにご紹介します。
運動を習慣にする
プロテインの体への吸収率を上げ、筋肉を作るためには運動が必要です。
運動にもウォーキングなどの有酸素運動や筋肉トレーニング
などの無酸素運動があります。
筋肉を作るためには筋肉トレーニングの無酸素運動が効果的
ですが、無理に頑張ろうとしても続かなかったり体を壊す原因に
なることがあるので適度に自分のできる範囲で行ってみましょう。
また、全く運動をしていない人はウォーキングなどの
有酸素運動からはじめみるようにしましょう。
有酸素運動は脂肪燃焼に非常に効果的です。
慣れてきたら少し筋肉に負荷をかける筋肉トレーニングなどをして
筋肉量を増やし基礎代謝を上げるのがおすすめです。
食事を見直す
プロテインを摂っても食事が乱れていると効果も半減してしまいます。
特に体に脂肪が付きやすい、糖質や脂質には注意が必要です。
運動後などはお腹が減ってつい炭水化物（米、パン、麺類）などが食べたく
なってしまいますが、そんな時こそプロテインなどを飲んでタンパク質をしっかりと
摂って空腹を避けるようにしましょう。
タンパク質は腹持ちがいいので1日にプロテインを数回摂るようにすることで
食事の管理をすることができます。
睡眠も大事
運動や食事の後はしっかりと体を休めて筋肉を作らなくてはいけません。
深い睡眠をすることで成長ホルモンをしっかりと分泌させて心身の回復に繋げます。
また寝ている間にもカロリーは消費されているので深い睡眠をすることで
脂肪燃焼と筋肉の発達を促進させることができます。
寝る3時間前は食事を終えるようにして胃腸を休ませてあげることも大切です。
筋肉を増やして体脂肪を減らす
筋肉量を増やすことで基礎代謝があがり痩せやすい体質になります。
そのため、筋肉を意識した運動を生活に取り入れながら
プロテインを飲むことで効率的に筋肉を作り体脂肪を減らす
体質を改善することができます。
まずは、食事の量を減らしその分プロテインを飲んでみるだけでも
体重の変化を感じることができるでしょう。
