脂肪燃焼にはアミノ酸が大切?効率的に痩せるための食べ物や運動をご紹介の画像

私たちの体の中にはリパーゼという脂肪分解酵素があります。

リパーゼは内臓脂肪や皮下脂肪を減少する働きを持っています。
そしてそのリパーゼの働きを活発にするのがアミノ酸です。

しかし、アミノ酸だけを摂取するだけでは脂肪は燃焼されません。
効果的に脂肪燃焼するためにはアミノ酸摂取+運動が必要になります。

ダイエットを高めるアミノ酸を含んだ食品を食事でしっかりと摂り
体脂肪を燃やす運動を継続することが大切です。

アミノ酸と痩せる生活習慣

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人間の体を構成するアミノ酸は全部で20種類あります。

その中でも体内で生成されず外部から摂取する必須アミノ酸
体内で生成される非必須アミノ酸に分けられ、食事からバランス良く
摂取することでダイエットをサポートしてくれる働きがあります。

私たちの体内に存在する脂肪を減少させてくれるリパーゼという
脂肪分解酵素の働きを活発にしてくれるアミノ酸は4つあります。

・フェニルアラニン

・アルギニン

・リジン

・プロリン

それではこれら4アミノ酸の特徴や含まれている食品をご紹介しながら
脂肪燃焼を高める運動についてもお話ししたいと思います。

フェニルアラニン

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フェニルアラニンは体内で生成されず外部から摂取しなくてはいけない
必須アミノ酸のひとつです。

フェニルアラニンの効果は

・神経物質(ドーパミンやノルアドレナリン)の材料になる

・不安を緩和

・鎮痛作用

・皮膚の健康維持

フェニルアラニンを多く含んでいる食品は

パルメザンチーズ、豚ヒレ肉、鶏胸肉、ごまさば、たたみいわし
しじみ、ホタテ、うに、酢、牛肉 などがあります。

アルギニン

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アルギニンは体内での生成ができる非必須アミノ酸ですが
体内生成だけでは十分な量が見込めないため食べ物から摂取する必要があります。

アルギニンの効果は

・成長ホルモンの生成を助ける

・男性の活力サポート

・血行促進 

アルギニンを多く含んでいる食品は

魚介類、豆類、豚肉、豆腐、きなこ、油揚げ、
トビウオの煮干し、サバ、カツオ、タラ、イワシ
ニンニク、落花生、小麦 などがあります。

リジン

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必須アミノ酸に分類されるリジンは不足してしまうと代謝が落ちたり疲労を感じやすくなります。

リジンの効果は

・育毛

・疲労回復

・肝機能のサポート

・人体部位の形成と維持

リジンが多く含まれた食品は

乳類、魚介類、豆類、かつお節、イワシ、タラ、
豚肉、鶏肉、卵白、大豆、黒豆、チーズ、湯葉、油揚げ、
豆腐 などがあります。

プロリン

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プロリンは体内で生成できる非必須アミノ酸の一種です。
コラーゲンの生成に必須な成分として知られています。

プロリンの効果は

・血管、筋肉、骨、肌を作る

・コラーゲン生成促進

・体内組織を結びつける接着剤

プロリンが多く含まれた食品は

豚肉、ゼリー、マシュマロ、小麦、焼麩、湯葉、豆腐 などがあります。

アミノ酸効果を生かす運動

アミノ酸効果を生かす運動の画像

アミノ酸の効果を生かして脂肪燃焼に繋げるためには運動が必要不可欠になります。

運動には主に2つのタイプ(有酸素運動、無酸素運動)がありますが、
脂肪を燃焼させてアミノ酸パワーを効果的に取り入れる場合は
両方を適度に行うことが大切です。

有酸素運動はウォーキング、エアロバイク、ストレッチ、ヨガなどの
長時間継続できて体へ一度に負荷がかからないような運動です。

無酸素運動は筋トレ、激しいスポーツ、水泳などの短時間に体に負荷を
かけて汗をかいたり筋肉を思いっきり使うような運動です。

割合としては8(有酸素運動):2(無酸素運動)ぐらいで行ってみましょう。

柔軟に取り組むことが大切です。運動の時間やスケジュールをある程度
決めて臨機応変に自分の体調に合わせながら行ってみましょう。

習慣にするまでが大切

習慣にするまでが大切の画像

年齢を重ねるにつれて代謝機能は落ち、食事や運動を意識していないと
食べたら食べた分だけ体に脂肪が蓄積されるようになります。

そのため、体脂肪が気になる方は少しずつでも良いので
生活習慣を改めることが必要になります。

そして、その鍵になるのが食事運動です。

脂肪分解酵素であるリパーゼの働きを活発にするアミノ酸を含んだ食品を
毎日バランス良く食べながら無理なく運動を続けることが脂肪燃焼への近道です。

まずは、自身の食生活と運動習慣を見直して次に繋げていきましょう。